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白川郷:岐阜の世界遺産、合掌造りの民家の残る街並みを散策しよう!

白川郷

こんにちは、フクロウです!

今日は岐阜県の飛騨地方にある世界遺産『白川郷』とは一体どんなところなのか?
テレビなどでも見かけるので、気になっている人もいるのではないでしょうか?

そんな白川郷について紹介していきたいと思います!

白川郷とは

写真を見たり、白川郷という言葉を聞いたことがある人は多いかもしれませんが、実際のところ白川郷ってどんなところなのでしょうか?

合掌造りの民家

「合掌造りの民家」と聞けば多くの人が白川郷という名前を出すと思います。

では実際に見てみましょう!

これが合掌造りの民家です。

茅葺き屋根と言われる屋根が印象的な家ですよね!
水に映る姿も非常に風情があります。

合掌造りは日本の住宅建築様式の一つで、45度〜60度の勾配がある屋根が特徴です。
また、茅葺き屋根が特徴の一つでもあります。

屋根がここまで急勾配なのは雪が多く降った時に雪下ろし作業を軽減するためや、屋根の水捌けをよくする(屋根に水がたまらない様にする)ためです。

もう一つが屋根を急勾配にすることによって2階、3階といったスペースを確保して作業スペースにあてたり、蚕の養蚕にも役立てることができたようです。

現在も人が住んでいる

なんと白川郷には今も人が住んでいます。

そう、この世界遺産は今も人々の生活の場として現役です。私の知り合いは合掌造りの家が数件並んでいるところを想像していた様で、人が住んでいることを知ると『今日一番の驚き!』と言っていました。笑

中を散策していると白川郷に住む子供が遊んでいたり、誰が観光にきた人で誰が住んでいる人なのかわからなくなります。

世界遺産の中で今も人が生活をしているからこそ大切な家として保存され続けているのかもしれません。

白川郷の中には新しい茅葺き屋根の家も見ることができました。

茅葺き屋根は定期的に『葺き替え』という屋根の修繕が必要になります。写真の様に比較的新しい屋根の家も何件か見ることができますよ。

アクセス

車で行く場合は東海北陸自動車道『白川郷IC』で下車をして一つ目の信号を右折すれば5分も経たないうちに到着します。

白川郷の入り口にある『萩町』の交差点から直進はできない時間帯があるので、萩町の交差点を右折してください。右折してそのまま進んでいけば左手に大きな駐車場(せせらぎ駐車場)があります!

自然豊かな場所にあるにもかかわらず高速道路を降りてから近いこともあり、非常にアクセスの良い場所にあります。

白川郷を散策しよう

駐車場に車を止めたら早速白川郷を散策していきます。

白川郷の入り口

駐車場から白川郷への入り口にはこの『であい橋』を渡っていきます。この橋を見るだけでもテンションが上がってきます。しかも渡っていると思ったよりも橋がゆれるので楽しいです!

こんな橋を渡っていくなんて何か秘密めいたものを感じ、ワクワクしてきます。

橋を渡り切るとついに白川郷の入り口に到着します。

白川郷の全貌が見渡せる展望台へ

白川郷へ入りまずは白川郷全体を見渡せる展望台へ向かいます。よく見かける白川郷の写真は恐らくこの展望台から撮られたものが多いのではないでしょうか?

であい橋を渡り、白川郷に入ったら左奥手に向かって歩いて行くと展望台への上り坂が出てきます。

展望台へ向かう坂道が出てきます。ここが展望台への入り口です。

白川郷の中からみると展望台はかなり高い位置にあることがわかります。上り坂もきついですが、絶景の為に歩いて登っていきます。

登った後に知ったのですが、実はこの展望台は車でも行けるようなので歩くのが苦手な人は車で登って行くことをおすすめします!

展望台からは白川郷全体が見渡せて一見の価値がありますね。
天気が良ければ空と緑のコントラストも綺麗に見えるかもしれません。

展望台の横には石碑も建っていて、「白川郷に来たー!」という達成感を味わうことができます。

茅葺き屋根の集落を散策

白川郷の中に多くの茅葺き屋根の家が存在していますが、その中でも有名なものを見ていきます。

和田家

まずは『和田家』です。展望台から降りてきたら一番最初に確認することができます。

和田家は国指定重要文化財に指定されており、1階と2階が公開されています。

入場料は大人300円 小人150円です。

中には案内人の人がいて、色々な説明を聞いたりすることができます。

神田家

次に向かうのは『神田家』です。

神田家も大きな合掌造りの建物です。

入場料は大人400円 小人200円です。

中では神田家の構造や特色の説明を受けることができ、平時には自家製の野草茶を無料でいただくことのできます。

長瀬家

長瀬家は神田家の近くにある5階建の大きな建物です。

私のいった時には閉館中ではあったものの、最大級と書いてある通りかなり大きな合掌造りの建物です。

入館料は大人300円 小人150円です。

1階には500年前の仏壇や美術品が、3、4階には昔からの生活用具が展示してあります。

まとめ

岐阜県にある世界遺産『白川郷』を紹介してきました。

日本の真ん中でもある岐阜県の中にある白川郷は昔からの伝統的な建物を見ることができるとても良いところです!

今でも人が生活していることもあり、それだけ理にかなっているんだなと実感することもできます。

なんとなく写真などでみたことがある人も一度自分の目で見てみることは自分の価値観も変えてくれるかもしれません。

少しでも気になる人は思い切って白川郷に足を運んでみてください!

https://www.ikuma-a.com/aquarium-of-woods/(新しいタブで開く)